メモ代わり。てきとーに。 いや、ですからてきとーですって。 2年前ぐらいにPythonあたりでメールくれた方、ごめんなさい。メール紛失してしまい無視した形になってしまいました。。。

2008年2月15日金曜日

[Python][お勉強] Python入門(34) - モジュール

さて、今日もESRいわく「pointless, zero-content sludge」の某日本語訳をぶりぶり。

今日はモジュールをお勉強。

モジュールとは
プログラムやデータの集合のこと。
Pythonにおいては最上位の構成単位。
Pythonのプログラムファイルのことと思ってほぼ良いらしい。
大きく言って、中心をなす1つのファイルをトップレベルファイル、残りの補助的な役割を果たすファイルを狭義のモジュールという。


モジュールを使うには
モジュールをプログラムから使用するには「インポート」をする。
インポートするには以下のステートメントが利用できる。

  • importステートメント
  • fromステートメント
  • reload関数

importステートメントはモジュールの中身全体を使えるようにするステートメント。
fromステートメントはモジュールの特定の「名前」だけをインポートするためのステートメント。
reload関数は既にインポート済みのモジュールをリロードするための関数。

インポートするとモジュールに属する「属性」(モジュールに属するツール)を利用できるようになる。


モジュールを利用するメリット
  • コードの再利用が容易になる
  • プログラムの名前空間が分割できる
  • コードの共有ができる

標準ライブラリモジュール
プログラマが自分で作成しなくてもPython側であらかじめ用意してくれているモジュールで、
かなりの数がある。これらも「インポート」することによって利用可能になる。


そもそも「インポート」って?
他言語によくある、ただ単に「テキストファイルを別のファイルに挿入する」というだけのものではなく
プログラム実行時に行われる処理で、以下のプロセスをもって行われるもの。
  1. インポート対象のモジュールファイルを探す
  2. 見つかったファイルをコンパイルしバイトコード(.pyc)にする。(必要ない場合もある)
  3. モジュールのコードを実行し、モジュール内で定義されているオブジェクトを作成する
プログラム中で初めてimportされるときに実行される。



次回は「インポート処理」を見ていく予定。


おしまい。
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